battlefield1942のMODづくりの概説をします



 はじめに MODの構成について

BFのMODといっても、ダメージ設定を変えただけのような小さいものから デザートコンバットやFHMODといった大掛かりなものがあります。 はじめてMODを作ろうとする人は、さいしょからすごいものは作りにくいため、 ちょこっとずついじって、それがゲーム上に反映されるのを楽しみながらやっていきましょう。

ただ、念頭に入れて欲しいのは、BFのMODを開発するツールは公式に発表されていますが これは既存のソフトのプラグインの形をとっているものが多いです。 BF専用のモデルを簡単に作れるようなソフトは存在しません。メタセコイアや3dsmax、Gmax、photoshop などにプラグインを入れてデータを出力させる作業となります。
モデルファイル、テクスチャファイル、アニメーションファイルを作成するためには 別途ツールを用意する必要があります。(必要なツールについては下の「必要なツール」の 項で説明します。)

    まずおおまかに、どのデータを変更するにはどのファイルを変更すればよいか説明します

@init.con・・・MODを有効にさせるファイルです。MODを有効にしたときのBGMの設定なども決められます。
Aobject.rfa・・・プレイヤーキャラクター、乗り物、手持ち武器、固定式武器、建物、エフェクトの 定義を行うデータを収めています。
BstandardMesh.con…3Dモデルが格納されています。
Ctexture.con…モデルに貼られるテクスチャーが格納されています。
DAnimations.con…兵士の動作、武器の作動モーション等にかかわるファイルが入っています。
EMenu.con…画面のインターフェイスを変えられる?乗り物のアイコンやプレイ画面に表示される 兵士の体力標示や武器の残弾表示用の画像が格納されています。
FGame.con…どの弾がどの乗り物に当たったときにダメージがいくら入るかや、 物同士がぶつかったときにどんなエフェクトを発生させるか、乗り物用のスポーンポイントの 設定を行います。

 

 用意しよう!

!必須MDTツールセット(無料)
まっさきにこれをダウンロードしましょう。 rfaファイルを開いたり圧縮するのに必要なソフトや、3DSMAXやGMAX(モデル作成ソフト)対応の プラグイン(これを使うと、BF用のモデルファイルやアニメーション用のファイルが作れるようになります)や メニューファイル編集用のメニューエディター等、開発に必要なツールがほぼ全て入っています。

■モデル作成・アニメーション作成ツール
Gmax(無料)3dsmax(¥500,000ぐらい。桁数まちがえてえてませんよ('∀`))のゲームデータ作成用に特化した無料版のソフトです。 MDTのプラグインはこの2つのソフトに対応しています。
メタセコイア(有料)は日本人のプログラマーさんが作ったモデリングソフトです。 インターフェイスが見やすく扱いやすい上、日本語で操作できるため、 モデリングソフト初心者でも安心して使えます。
公式ツールのプラグインはサポートしていませんが、BFMOD神のMURAさんが作ってくださった プラグインにより.smファイル、rsファイルの出力ができます。
じぶんはモデル作成はgmaxを使いますが、最終調整はメタセコイアを重宝しています。

■テクスチャ作成ツール
Adbe PhotoshopElement(有料)Adbe Photoshop(有料)の廉価版です。 半透明のテクスチャは作成できませんが、普通のDDSファイル(テクスチャファイル)を作る分には不自由しません。 持っていないので分かりませんが、paintshopProというソフトでもDDSファイルを作成できるようです。

■音編集ツール
SoundEngneFree(無料)
ウインドウズに入っているサウンドレコーダーで編集してもBF上では正常になってくれません。 じぶんはこちらのソフトで音の加工を行っています。